CROと製薬会社、CRAとして経験を積むならどっち?


こんにちは、もにたーです。

CRAとして将来活躍したい。

でも、製薬会社とCRO、どちらに就職すればいいの?

と、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

今回はCRA経験を積むならどこに就職すればよいか?ということについてお話しします。

臨床開発はアウトソーシングの時代

50年ほど前から医薬品の開発が盛んに行われてきましたが、その勢いは収まり、逆に医薬品開発が難しい世の中になりました。
今では、新薬開発にかかる年数は9~16年で、販売までたどり着く化合物は、全体の約25000分の1、開発費はなんと500億円にものぼります。


CRO協会HPより)

1980年代頃からCROが登場しましたが、それまでは製薬会社の開発部門で臨床開発を実施していました。
この頃は、医薬品開発が盛んであったため、内部にCRAを常駐させても問題はありませんでした。

しかし、医薬品の開発が難しくなった今、絶えず臨床試験に到達する医薬品が創られるわけではありません。

つまり、将来の臨床試験を見越して多数のCRAを常駐しておくと人件費がかさむというデメリットが発生します。

ただでさえ医薬品開発には数百億レベルの開発費用がかかるので、利益を得るためには経費削減が必須です。

加えて、タイミングによっては複数の医薬品開発が上手く行き、臨床試験が必要になりますが、そうすると、今度はCRAが足りない、という問題が発生します。
それでは、開発が進まなくて困りますよね。

そこで、臨床開発をCROにアウトソーシングする製薬会社が増えてきました
それを証明するかのように、ここ16年でCRO業界は凄まじい成長を遂げています。
また、製薬会社でCRA職の採用が少なくなっていき、CROに所属するCRAが増えてきました。


(CRO協会HPより)

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CRAになるには2つの道がある



CRAになるためには、製薬会社で採用されるか、CROで採用されるかの2つの道があります。(派遣という道もありますが)

しかし、先ほどお伝えしたとおり、臨床開発はアウトソーシングされるようになり、製薬会社のCRA採用は激減しました。

従って製薬会社でCRAとして採用されるのは競争が激しいですので、その道に進むのはベターとは言えません。

CROの方が門戸が広いため、CRAを目指すのであれば、最初はCROを狙うべきでしょう。

製薬会社とCROの違い

製薬会社とCROの一番の違いは、扱える案件の幅広さですね。

製薬会社は自社製品の開発なので、愛着は湧きますが、製薬会社毎に開発分野が異なるため、携われる案件が限られます。

対して、CROであれば、開発薬に対する愛着はそこまで湧かないのが難点ですが、様々な分野の案件に携わることができます

とはいえ、CROの規模によっては案件が限られますし、中には専門分野を持つCROもあることは知っておいてください。

CRAで活躍するならCROがオススメ!



臨床開発の最前線で活躍したいのであれば、やはり製薬会社よりはCROの方が多くの経験ができます

最初は小規模の会社でCRAとして経験を積み、中規模あるいは大規模の会社に転職してくる方もいます。

CROで経験を積み、製薬会社に転職する場合もあれば、製薬会社からCROへ転職する場合もあります。

もちろん個々の能力は問われますが、どこで働いていたかというよりは、何を経験してきたかが重要な世界です。

治験は開始〜終了まで、様々な段階に分かれていますが、試験が落ちついたら始まったばかりの他試験に異動、ということがよくあります。
そのため、1試験で最初から最後まで携わったという人は少ないです。

1試験で開始時期〜試験途中の業務を経験した人と、1試験で最初から最後まで経験した人、採用側からするとどちらが望ましいでしょうか?

最初に就職したところが小さな企業でも、濃密な経験ができていれば、それは会社の規模が変わっても十分に活かせます。

まずはCROへの就職を目指し、CRA経験を積んでからその後のキャリアを決めてはいかがでしょうか


それでは、次の記事でお会いしましょう。

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