アレルギー持ちの人は治験に参加できないの?

こんにちは。もにたーです。

これはよく見かける質問の一つです。

花粉症のようなありふれたアレルギーを持っている人は多いでしょうし、ちょっとしたアレルギーがあるだけで高額収入を得られる治験に参加できないというのは困る、という人もいるのではないでしょうか。

今回はアレルギーと治験の参加条件について解説します。


アレルギーがあっても治験には参加できる

アレルギーがあっても治験に参加はできます。

正確には、アレルギーの種類や治験の参加条件により、参加できるものと参加できないものがあります

何でもかんでもアレルギーはダメ!なんて言ってたら参加者集められませんから・・・

と、それはさておき、そもそも、アレルギー持ちの人を治験対象から除外する理由を知っていますか?

それは、治験薬の服用によってそのアレルギー症状が出たり、症状が悪化する可能性があるからです。

治験は試験段階の薬を使うため、参加者の安全性に配慮して参加条件が決められているんですよ。

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必ず問われるのは薬物アレルギー

どの治験でも必ず条件として組み込まれているのが、薬物アレルギーがないことです。

とはいえ、薬物アレルギーにも種類があります。

「薬物アレルギーは全部だめ!」とされている場合はどうあがいても無理ですが、

過去にどの薬に対してアレルギー反応が出たか分かっていて、それが治験薬に含まれていないと断言できるのであれば、医師判断で参加は問題ないと思います。

治験は治験実施計画書というものに基づいて行われるのですが、その中に参加条件の記載があります。

そこでは、条件が細かく書いてあって数も多いのですが、ネットやポスターなどには要点を絞って募集条件が記載されています。

なので、「薬物アレルギーがある人」と書いてあっても、それが本当に言葉通りの意味か、治験薬に含まれる物質に対するものかは分かりませんので、参加を諦める前に問い合わせてみる価値はあります。

どんな場合に参加できる?

私からすれば、全部のアレルギーがダメってそれどんな治験ですか?という話です。

安全性を考慮した上で参加者を決めるのであれば、中には特に問題のないアレルギーもありますよね。

つまり、治験薬の服用による悪影響がないと考えられるアレルギー持ちの人は、参加できる可能性が高いです。

例えば、私は現在関節リウマチの治験を担当していますが、治験薬に含まれる薬物アレルギーのみがダメで、花粉症やアレルギー性鼻炎の人、喘息持ちの人、食物アレルギーの人などは除外対象とはなっていません。

参加をあきらめる前に具体的にどのアレルギーがダメなのか確認しよう

アレルギー持ちの人が治験参加を考えるとき、重要なのは、あなたが参加したい治験では、どのアレルギーがダメなのか?です。

募集要項に●●アレルギーはダメと書いてあるし、無理だな・・・と思ったあなた!諦めるのはまだ早いです。

薬物アレルギー、食物アレルギーなどなど、アレルギーの種類はいろいろとありますが、その原因(アレルゲン)は人それぞれです。

食物アレルギーであれば、本当に食物アレルギー全部がダメなのか?特定の食物に対するアレルギーでなければいいのか?

募集要項に詳しく書かれていない場合は、それを問い合わせてからでも遅くありません。

治験では、治験毎に参加者募集の期間が決まっています。

チャンスを逃すと同じ治験には二度と参加できないので、面倒かもしれませんが、気になったらまず聞いてみる、を実践してみてください。


それでは、次の記事でお会いしましょう。

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