こんにちは。もにたーです。

参加したい治験だったのに持病や過去の病歴が原因で参加できなかった。
今は治療もしてなくて元気なのに・・・
次の治験の時は病歴を隠して参加しようかな。でもバレるかな?
そう思っている人いませんか?

今回は、病歴の隠蔽の可否とそのリスクについて解説します。


ある条件を満たせば病歴は隠してもバレない

正直に言えば、検査で異常が確認されないような現病歴や既往歴であれば、黙っていてもバレないと思います。

なぜなら、そのような病歴は、参加者からの聴取しか情報源がないからです。

他の病院にかかっていることを伝えれば、レターで担当医に情報提供依頼をすることになりますが、これも黙っていればそもそも分かりようがないので、バレることはないでしょう。

例えば、治験の1ヶ月以内に感染症にかかった人が除外されるとし、実際に治験参加の3週間前にインフルエンザでA病院にかかっていたとします。

治験をするのはB病院なので、インフルエンザにかかっていたという医療情報はB病院にはありません。
もちろん、完治しているので、検査値にも異常は確認されないでしょう。


つまり、参加者が言わなければ分からない情報であるため、嘘をついてもバレることはないでしょう。

ただし、お薬手帳に処方歴が残っている場合は、お薬手帳を見せるとバレてしまいます。
インフルエンザ治療薬の処方記録が残っていますからね。

などと、ここまで言っておいてなんですが、重要なのはここからです!

病歴や服薬歴について嘘をつくことは絶対にしないこと

なぜ、治験に参加基準が設けられているか考えたことはありますか?

治験参加した場合の安全性リスクを考慮し、開発薬を適切に評価するために、参加基準は設けられています。

つまり、その病歴があると除外されるということは、安全性かまたは開発薬の評価に何かしらの影響があるということです。

この病歴なんて関係ないでしょ。
今は治療はしてないしよくない?
そう思うかもしれません。

それでも、嘘はつかず、担当医に正直に伝えてください

嘘をついて治験に参加し、万が一、その嘘が原因で重篤な副作用が発生したとしても、その場合は参加者に落ち度があります。

参加者に落ち度があると、補償額が減ったり、補償自体受けられなくなる可能性もあります。

本来は参加できないと分かっていたにも関わらず、嘘をついて参加したわけですからね。

副作用が出ればどんな場合も補償を受けられるわけではありません。世の中そんなに甘くはありません。
(もちろん治療自体はちゃんとされますのでご安心を。)

加えて、嘘をついていることがバレてしまい、信用性がなくなると、治験をやめさせられる可能性もあります。

そしてさらに、せっかく協力したのに自分のデータが使えってもらえなくなってしまう可能性もあります。

大事なデータが使えなくなると、医療機関にも製薬会社にもダメージがあります。

そうなると、誰にとってもいいことなんて一つもありません。

開発薬の評価も大事ですが、一番優先すべきは、目先のお金より身の安全です。

自ら危険にさらされるような真似はせず、本当の意味で参加基準を満たした時に治験に参加してくださいね。


それでは、次の記事でお会いしましょう。

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