こんにちは。もにたーです。

短期間でお金を貯めたいから次の治験に参加したい。
参加していた治験が終わったから医療費を浮かせるために違う治験に参加したい。

このような人もいるのではないでしょうか。
では、治験は何度も参加できるのでしょうか?

実は、何度も参加できる場合とできない場合があります

今回は、今の治験が終わって次の治験に参加するときの条件について解説します。

一定期間は別の治験に参加できない

治験に参加する場合、参加中の治験と同時期、および治験薬(治験で飲む薬)投与終了から一定期間は別の治験に参加できません。

体内から完全に薬の影響がなくなっていない状態で別の開発薬を服用するのは危険だからです。

厚生労働省が発行している「医薬品開発におけるヒト初回投与試験の安全性を確保するためのガイダンス」の「3.4.2.a」でも、同様のことが述べられています。

興味のある方は覗いてみてください。

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体内から治験薬の影響が完全になくなれば、別の治験に参加できる

上記の期間は別の治験に参加できませんが、参加していた治験薬の最終投与日から一定期間が経過していれば別の治験に参加可能です。

この「一定期間」というのは、治験毎に設定されています。

例えば、私が担当している患者さん対象の治験では、同意取得の時点で、最終投与日から起算して、前の治験薬の半減期の5倍かまたは4週間のいずれか長い方を経過している場合、治験参加歴があっても参加可能です。

対して、健康な人を対象とした治験では、開発薬の特性が判明していないことがあるためか、3~4ヶ月空けなければならないことが多いようです。

一定期間を空けても別の治験に参加できないことがある

一定期間を空けるという条件をクリアしていても参加できない場合があります。

それは、前の治験の治験薬が、次に参加する治験では過去に飲んでいてはいけないタイプの薬として指定されている場合、です。

例えば、私が担当している治験の参加条件は、先程の基準に加えて、●●の前治療歴がないこと、が設定されています。

正直、この基準に関してはどうしようもないので、もし該当してしまった場合は他の治験を探すしかありません。

次の治験を探すなら、健康な人は4ヶ月後、患者さんは4週間後で探してみるべし

ここまで見てきた通り、治験参加歴がある場合は、次の治験に参加するための条件が設定されています。

次の治験を探す場合、最後に治験薬を飲んだ日から、健康な人は4ヶ月、患者さんは4週間空けた日程で探してみましょう。

患者さんに関しては、2週間に1回など、1回の服用で効果が長期間持続するような薬ではない限り、4週間空ければだいたいの治験に参加できると思います。


それでは、次の記事でお会いしましょう。

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